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せいめいのはなし 2/3

  君ね、自分の中に自分を探してもダメだよ

    自分探しをしがちな若い人むけの教訓ですが、動的平衡の考え方から、こんなすごい教訓が出てくるんだ。なんて面白い!

 「細胞がなんの細胞になるかは、あらかじめ内部的に決められてはいない。その前後左右上下の細胞との関係性によってはじめて何になるか決まる」らしいのです。
 前後左右上下の細胞とコミュニケーションが取れなくなって、空気が読めなくなった細胞は、誰かがうまく誘導してやれば、何にでもなりうる「ES細胞」として有用だけど、自分では何にもなれずに永遠に増え続けるしかないのです。
 そして、「君はもともと肝臓の細胞だったんだろ、思い出しなさいよ」という声に耳をかさず、自分の殻に閉じこもって自分探しを続けて無限に増殖し元の姿に戻れなくなった細胞があります。

それが「がん細胞」

メタファーとしてとてもよくできた、そしてとても怖い話です。


 

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競争の科学 8/9

  怒ると人は真剣になり、強く報酬を追い求め、
集中力を高め、気を散らさなくなる。
怒りは人を貪欲にさせる。物事に対する反応も早くなる。

  怒りを肯定的にとらえた面白い視点だと思います。「怒りの感情で問題に立ち向かう人は、人生満足度や幸福感などの尺度で測定する『心の知能指数』が高い」「希望や恐怖を感じている人に比べ、怒りを感じている人は妥協を求める可能性が高い」「怒りを感じている交渉者は、重要な点に集中する。取引の成功にも楽観的で、求めているものの多くを手に入れる」のだそうです。

  確かに、怒りながら事にあたると、集中力が増したり、反応がはやくなったりするのを感じます。これまで、怒りはパフォーマンスを下げるものとばっかり思ってたので、できるだけ怒らない、冷静に冷静に、と思っていましたが、そんなに抑えなくても素直に怒りの感情を出せばいいんだ、とそんな風に思いました。
  まあ、「怒り」が周りに及ぼす影響は、それなりに計算しておかないといけないのでしょうけれどね。


 

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競争の科学 6/9

  挑戦的状況では、完璧さや勝利は期待されておらず、
困難な状況を打破する見込みもある。
  このため積極的にリスクをとり、チャンスを掴みに行けるので、
獲得型志向のシステムが作動しやすい。

  私にとっては新しい「挑戦的状況」と「脅威的状況」という二つの概念が述べられています。
  冒頭の言葉の対句が、「脅威的状況では、寄せられている期待が極めて高い、周りの強い視線を感じ、一つのミスもできないと思う。競争が熾烈になるに従い、ミスをする事への恐怖によって、防御型の思考が呼び起こされる」

  わかりやすいPK戦の事例が紹介されています。
  「チームは1ポイントリードされている。あなたはPKを決めなければならない。外せばチームは負けてしまう。」
  「両チームにポイント差はなく、最終キッカーであるあなたがPKを外してもチームは負けにならない。だがあなたが決めればチームは勝利する。」
  前者が脅威的状況、後者が挑戦的状況、というわけです。そして、脅威的状況では、「警戒」「恐怖」、挑戦的状況では、「チャンス」「報酬」を感じやすいということですね。脅威的状況では、PKの成功率は挑戦的状況にくらべ30%も低下するそうです。
  つまり、心理的に挑戦的状況を感じるようにしむけることが成功につながるんだ、ということを言いたいわけです。
  連戦連勝していれば、負けられないというプレッシャーつまり脅威的状況を感じます。ならば、負けて当たり前の相手と対戦するよう試合を組めばいい。
  ここ一番の試合、期待を背負っているというプレッシャー、つまり脅威的状況を感じます。「負けたら名声を失う」「自分に対する周りの見方が変わる」という脅威的状況の考え方をするとつらいですよね。この試合勝ったらもうけものという挑戦的状況の考え方をすることが能力を引き出すための方法の1つだ、ということですね。


 

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競争の科学 3/9

  同じストレスが繰り返される状況に身をおきながら訓練すれば、
戦士型を凌ぐパフォーマンスも可能である。

  人には、COMT遺伝子というのがあって、バリン型、メチオニン型の二種類あるそうなんですが、これがプレッシャーやストレス下の人間のパフォーマンスと相関があるそうです。バリン型は戦士型、メチオニン型は心配性型に対応するらしい。これだけで判断してはいけないと注意書されていますが、遺伝子検査が簡単にできるようになったらこの検査流行りそうです。
  さて、私は明らかにメチオニン型なので、心配性型の記述を標語に据えました。

  入学試験のような一発勝負は戦士型が強い。フライトシミュレーター上で緊急事態の対応をさせても戦士型が強いそうです。しかし、全パイロットの中で最も成績がよかったのは心配性型だったとのこと。十分訓練を積めば作業記憶や注意力に勝る心配性型のほうが好成績を残すことができるそうです。
  私は心配性の上地道な努力も嫌いというどうしようもない性質ですが、努力をいとわない心配性は素晴らしいパフォーマンスを発揮できる可能性があるということ、まだまだ頑張らねば。


 

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偶然の科学 2/5

  人生には明確な「結果」があり、
  そのときになればある行動の意味を最終評価できる
という考え方そのものが、都合のいい作り事に等しい。

    「現実には、われわれが結果とみなす出来事もけっして真の終点ではない。むしろそれは押し付けられたまがい物の里程標であって、映画の結末が実際にはこれからもつづく物語にまがい物の終止符を打つことであるのと変わらない。」

  そうだよね~。昔話には、「その後二人は末永く幸せに暮らしましたとさ」というパターンが多いのだけど、ずっと幸せに暮らしたなんてことあるのかな、とか、なにも起きない平穏な暮らしって退屈なんではないかな、とか思ったのは私だけではないと思います。
  テレビドラマや映画も同じ。プロデューサーは結末以降のことは考えなくてもいい。
  でも現実はそうはいかない。「これで終わり」がないのだから。それにもかかわらず、実際の生活でも、「これが私の目標」と決めたらそのあとのことはあまり考えない。目標を達成したらその後は幸せな生活が待っている、ってなんとなく思っているのではないだろうか。これが冒頭の言葉の問題提起。

  企業でも同じ。この戦略がいい、と事例を取り上げ、あたかも真理のように取り扱う。でも、経過を追って見ると、優良企業として取り上げられた企業も、ずっといいわけではないよ、と、シスコシステムズを例に取り上げ説明しています。「エクセレントカンパニー」で取り上げられた企業もいい例ですよね。

  つまりは、「人生万事塞翁が馬」ってこと。

  勝ち続けること、幸せであり続けることなんてできない。ビジネス啓発書など読んで実践しても、一時期の成功という割り切りが必要だろう。

  そうなると、では幸せだったと思える人生ってなんだろう、という疑問がわいてきます。人生の結末は「死」。その瞬間にどう思えるかが大切かな。
  ふと振り返ったとき、「すばらしい時間を過ごしてきた・・」と思えること。その時の思いを司るのが、最近このブログで頻出する「記憶する自己」。たとえその瞬間苦しくても、あとで素晴らしい思い出として残っていくものを残すことが大切。
・ああいう行動を取ってよかったなと一点の曇りもなく思い起こせるのが、「幸せな人生」
・良いも悪いもいっぱい思い起こすことがあるなと思い起こせるのが「濃い人生」
  どんなに金持ちになっても、名声を得ても、「お天道様に顔向けできない」行動をとったら、後悔の念が記憶を曇らし「幸せな人生」にならない気がするし、毎日ボーッと印象の薄い行動を取っていたら、思い起こすことが少ない「薄い人生」になってしまう気がする。

  「我々とともに老いよ・・」 を思い出しました。

 

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ビジネス書の気に入ったフレーズをデスクトップに貼り付けて自己啓発に努めています。その内容をこのブログにてアップします。

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