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未来予測を嗤え 1/2

   統計学は一を聞いて十を知ったつもりになる技術で、
それが現実と一致することも少なくありませんでした。
   だけど本質的なところでは、
十を知るためにはやはり十を聞くしかないんです。

    この本は、数多くの含蓄のある言葉が述べられている、なかなかいい本です。この中から2つの言葉を紹介。 上の言葉は、ビッグデータのが取り扱えるようになることによって、未来予測の方法は大きく変わることになるだろうという「未来予測」。

    ビッグデータの時代とは、推測統計学の価値が下がる時代だ、と言っています。つまり、入手できるデータの数が少ないために、その少ないデータからできるだけ正確な予測を引き出す必要があったのだが、すべてのデータが収集できれば、統計学の必要性は下がるということです。逆にいえば、これらの膨大なデータをもっと上手く使えば、予測はもっと上手くできるということ。
    翻って現場を眺めれば、ビッグデータ利用は発展途上。「すでに私たちは十を聞けるようになっている。のに、まだモノを作る現場はその変化に追いついていません。」という言葉に現れています。メーカーの技術者としては共感できる言葉です。
    一方、これは企業や組織の問題だけでなく、個人にとってもリテラシーが求められる話だと思います。つまり、ビッグデータを元にしてますます大量に産み出されるだろう有象無象の情報の価値を、各個人が判断しなければならなくなるでしょう。今後、ビッグデータの利用の習熟度の差が新たなIT格差を生み出す、そんな危機感を持ちました。



 

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U理論入門 5/5

関係の4毒素
非難 / 侮辱・見下し / 自己弁護・防御 / 逃避

  人間関係を破壊する4つの毒素があるよ、これらの毒素を持ち込まないために「センシンク」の能力が必要だよ、と言ってます。これらの毒素が自分にはねかえってループを描き、負のスパイラルが回りだすことを、システム思考の論法を使ってわかりやすく説明しています。
  ここで書いていることは、「自分の小さな箱から脱出する方法」と全く同じことです。

  やっぱりこの部分が最大のポイント。「放下着」「直心」が大切なんです。


 

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U理論入門 4/5

新しいことは、まず感覚として現れ、
次にどこかに引き寄せられる漠然とした知覚として現れる。
それは、"なぜ"の知覚というよりは"何"の感覚だ。

  「プロトタイピング」の説明の件で出てくる言葉です。これもなかなか理解が難しい。
 アウトプットを出そうともがいているけれど、どうしても解決提案に違和感がついてまわり、腑に落ちる感じがしないことがあります。そんなときには、きっと「プレゼンシング」の視座にまで潜ってないのでは、狭い了見でしか物事を捉えていないのではないか、そんなことを言っているのではないかと思います。そういうときには、きっと「なぜ」から入るのだろう、 「なぜ」がついてまわるのだろう、と。
 一方、ワクワクしているときには、「あれもやりたい、これもやりたい」なんて気持ちになりますが、こんな時、「なぜやりたい?」なんて問いかける気にはなりません。
 また、こんな時には、自分視点だけで考えていない、無意識にふと現れる別の視点に照らし合わせても違和感を感じない(センシング)、自分には覚悟(というか思い入れ)がある(プレゼンシング)、ということでしょうか。

「なぜ」は過去、「何」は未来を向いている、と述べられています。過去の経験の中に行動の根拠を求めている「なぜ」と、未来の行動の指針を提供する「何」の対比です。
 「何?」と問いたくなるように、心を準備する方法、それがU理論だと捉えました。

 

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U理論入門 3/5

人はコミットするまでためらいがある。
いつでも手を引けるし無駄も多い。

率先して動いたり 、創ったりということを考えるとき、一つの真実がある。
無知であることがたくさんのアイデアやすばらしい計画をつぶしてしまう。

しかし、人が確実にコミットした瞬間、神が介入し、
それまで起こるとは思えなかったようなことが起こり始める。

たくさんの継続的な出来事が、コミットすることを決めたことから起こり始め、
あらゆる種類の予期しなかった出来事や出会いや物質の支援など、
誰もそれらのものが得られるとは夢にも思っていなかったようなものが、
その人に味方する形で手に入れられるようになる。

あなたができることや、あるいはできると思うことは何でも今しなさい。
大胆さには、天才と、パワーと・・・、魔法が含まれている。

【ゲーテ】

  U理論の中で一番わからなかったのが「プレゼンシング」。でも、このゲーテの言葉が「プレゼンシング」、つまり「開かれた意志」ということであるならば、なんとなく理解できます。私もそうですが、たいていの人は大きな変化点、可能性を感じたときに過去の常識にとらわれて畏れを感じたり躊躇したりしがちです。その壁を乗り越えなさい、というのはいろいろな本で指摘されている話ですし、私自身たびたび経験する心境です。
  もしかしたら、葉隠武士道 「武士道と云うは、死ぬことと見つけたり」も同じ意味かも知れません。覚悟を決めることで、自分の能力を際限なく引き出すという・・・

  このゲーテの言葉、最後の一文だけ知っていて、あまりピンときてなかったのですが、そうか、そういう意味だったのか。この言葉、大事にしなければ。

 

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U理論入門 2/5

 心理学における成長とは、自分の中に他人の目玉が増えることだ。

  U理論では、4つの「意識の領域構造」あるいは「ソーシャルフィールド」(私は「視点」「視座」と勝手に単純に解釈していますが)を通過する7つのステップからなるとしています。「ダウンローディング」「センシング」「プレゼンシング」「クリスタライジング」「プロトタイピング」「パフォーミング」です。詳しくは本を読んでいただくとして、「ダウンローディング」(自己視点)から「センシング」(相手視点)に至るポイントを表記の言葉で表しています。
  よく「相手の立場にたって考えよ」なんて言いますが、「センシング」への移行にはもう少し難しいハードルがあるようです。すなわち、「VOJを排除せよ」。
  VOJ:voice of judgement 内から湧いてくる、相手の行動に対する評価、判断の声。自分の思考の中で、相手の行動の意味を解釈するということなんですね。
  「あなたの言うことは解っている」というときはたいてい解ってない。VOJがビンビンに働いているのですね。相手の立場・行動を自分視点で判定している。これでは「ダウンローディング」です。

  禅語には「あるがまま」を推奨する言葉、VOJを排除せよという教えがあふれています。たとえば「悟無好嫌」。好悪の判断を下すのは、私達の中に潜む「我」が原因。 自分の居る世界が狭い、と言う事に気づきなさい、ということです。あるいは、「放下着」「直心」。あらゆる物事、考え方にしがみつこうとする執着心を捨てて、まっすぐな心になりなさい、ということ。

  「センシング」の境地に自由に行き来するには、「禅」の修行が必要なような・・・。
 

 

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ビジネス書の気に入ったフレーズをデスクトップに貼り付けて自己啓発に努めています。その内容をこのブログにてアップします。

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