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AlWAYS三丁目の夕日'64 2/2

  いいか淳之介。よく聞け。
人生に順風満帆なんてないぞ。
生きているんだから、そんなものどこにもないんだ。

  お前もどこかで挫折する。お前がどんなに器用だって、
どんなに優しくたって、どんなに運が良かったって、
絶対どこかでこっぴどい目に遭う。
痛いぞ、覚悟しておけ。心がぐしゃぐしゃに踏み潰されるくらい、
身悶えるくらい痛くてたまらないぞ。
  でもな淳之介。おれやヒロミはお前を応援するのをやめない。
お前が「あきらめた」って言わない限り、
死ぬまで応援するのをやめないからな。
  だから安心して痛い目に遭ってこい。
安心して背水の陣で人生に挑め。
おれたちが応援しているから。
おれたち家族が、お前の後ろにはずっといるから。

 だから淳之介、行ってこい。
 自分の足で、自分の人生を歩みだすんだ。

      親ってとても大きな責任を負っているんだ、こんなにもしんどい思いをして子供のことを想っているんだ、ということがひしひしと伝わってくる小説です。親の立場に立ってみると、それがとてもよくわかります。親の姿勢、そして少し拡張して上司の姿勢とはこうでなくてはならないんですね。
 
   上の言葉は最後に茶川が淳之介を送り出す言葉ですが、途中にもこんなことばがあります。
  「林太郎さん、よう言うてたもん。小説家なんて厳しい世界だ。背水の陣でのぞまねばならねえってな。だで、勘当するふりしたんだぇな」
   子供がつらい目にあうことをわかっていながらあえて退路を絶たせる役目を自ら負い、つきはなしていた。強いな~、て強く思いました。林太郎さん寂しかったろうにずっと耐えてたんだな~。
  「とんび」で紹介した、「おまえは海になれ」も表現は柔らかいながらもこれと近いことをいってますね。そういえば海援隊(武田鉄矢)の「母にささげるバラード」のなかのお母さんも同じ心境だったんでしょうね。
  こういういろいろなお手本が昔からあるにもかかわらず、私はそれに気がつかなかったちょっと不甲斐ない甘っちょろい親です。

 

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AlWAYS三丁目の夕日'64 1/2

  お金持ちになるより、出世するより、
人の安心する顔を見るほうが幸せなんだ。

     いまさらですが、「AlWAYS三丁目の夕日’64」読みました。私よりちょっとだけ上の世代の人々の物語。でもこの時代、共感を持って読むことができました。

  冒頭の言葉、部分だけ抜き出してしまうとなんてことない文ですね。
でも、文脈から捉えるととても大切なワンフレーズです。自分の出世を棒に振っても、地域の無料奉仕の医療活動に精力をつぎ込む菊地先生の言葉です。
  昔はまだまだ不幸がいっぱいあった、必死にがんばらないと生きていけない人があふれていた時代だったんだと思います。そんな環境でも、あるいはそんな環境だからこそ、思いやりを大事に思う人も多かったんだと思います。私の少年時代も、たしかに地域の多くの人が私の行動を見守り、気にしてくれていたような気がします。東日本大震災での多くの人たちの行動を見ても、今でも多くの日本人の心の中にはこういう精神が流れ続けているのだと思います。
  自分が逆境にあっても、あるいは逆境だからこそ周りを思い遣れるこころ、本当は日本人にとってとても大切なんではないか、と近頃強く思うようになってきました。世界中の多くの国で教育が行き届き産業が洗練され、より多くの人がそこそこ暮らしていけるようになってきた今、これからの「幸せ」はモノではなく、こころの快適さで測られる時代になっていくような気がします。こんなとき、我々が冒頭の言葉のような気持ちを持ち続け、拡げていけたなら、世界中の人たちに幸せを届けられるすばらしい存在になれるのではないでしょうか(いきなり話が誇大妄想気味になったぞ)。日本の「おもてなし」の心が注目され始めているのはそのはしりではないでしょうか。
  本来日本人は、他国と比べ権力者でも物欲に走らず「清貧」を是とできる稀有な国民だったはずですから、その素質は十分にあると思います。

 

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「ハムレット」より

  言葉は天を目指すが心は地にとどまる。
心のともなわぬ言葉がどうして天にとどこうか

  2012/7/13付日経新聞の春秋で紹介されていた「ハムレット」からの引用です。

  小沢一郎氏が旗揚げした新党「国民の生活が第一」をテーマにした記事です。この新党の名前が「心は地に」とどまっているかどうかは今後の小沢氏の行動から明らかになってくるでしょうが、普段の会社生活、私生活の中にもこういう事例には事欠かないなあ、と感じます。

  例えば会議の場で、喧嘩のような激しい議論をしたあとで、すぐに歓談できる、そんな関係が理想的だと、「あなたのチームは機能してますか? 1/2,2/2」、「最強組織の法則 13/1514/15」でも述べていますが、その前提には、言葉だけで「天を目指す」のではなく、心のある場所と同じ場所で言葉を語る必要があると思います。すなわち、自分をよく見せようとか、誰かより優位に立とうとか、本音と建前を使い分けようなど、本来議論すべきこととは別の思惑があったりするともういけません。ひとはそういう思惑には敏感なものです。そして、そういう会議では決して上に書いたような理想の状態にはなりません。一方、本当にみんなが会議の目的を果たそうとして必死になっていれば、会議の後でへんなわだかまりができるということは起こりえないと思います。両方のケースを経験してみると、その差が本当によくわかります。



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宇宙の小石 あるいは ロバートブラウニング

  我々とともに老いよ!
  最良の時はいまだ先にあり
  生の終わりこそ生の始まりし目的

  中学生のころに読んだ、アイザックアシモフの「宇宙の小石」。肝心の小説の中身は忘れてしまったけれど、この詩だけ妙に印象に残っています。出展は、ロバートブラウニングの”ラビ・ベン・エズラ”だということを、インターネットの検索により知りました。
  詩全体は、とてもキリスト教色の強いものだというのもインターネットで知りましたが、ここに掲げた、アシモフが引用した部分がとてもいい。希望を持って歳をとっていこう、将来は希望に満ちたものだよ、というメッセージがこめられていて、まだ若かった頃の私の心にも深く沁み込んだんだろうと思います。命が尽きる瞬間、「ああ、私はこんな素晴らしい時を過ごしてきたんだ」って思えたら、それは生の始まった目的を達成できたということなんだ、そんな人生をおくりたいな・・・。そんなふうに思いながらこの詩をよんだことを今でも覚えています。
  歳をとって、この詩はますます重みを増してきました。

 ついでに、英語の元の詩も書いておきます。
  Grow old along with me !
  The best is yet to be,
  The last of life, for which the first was made 



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道に迷うということ

  道に迷うということは、
それまで「線」だった自分の地図を「面」にするということだ。

  同じ本の標語をこれだけ続けて書いていると、いいかげん退屈してきます。読んでいただいている方も嫌気がさしているでしょう。ここらでちょっと閑話。

  私の家は、箕面国定公園の山の麓にあり、軽いハイキングをするにはとても良いロケーションです。何年か前にもしょっちゅう山歩きに出かけていましたが、昨年秋からまた歩き出しました。昨年最後のハイキングはふもとの石丸バス停から政の茶屋園地(東海自然歩道西の起点)、開成皇子の墓、勝尾寺を経て勝尾寺旧参道から下山する3時間弱のコースでした(ルートラボ)
  どの里山でも同じなのでしょうが、箕面の山も縦横無尽に山道があり、いろいろなコースを楽しむことができます。ただ、土地の人が管理に使っているようなちょっとマニアックなコースは、道が心細く、すぐに見誤ります。いったん迷うとまず元の道には戻れません。想像していたところと全く別のところに出てしまいびっくりすることもままあります。もとのコースに戻ろうとしても、本来のコースを横切りながら気がつかず、まだもとのコースにたどり着いていないと錯覚するのが主な原因です。小さな山道というのは、その道に沿って進んでいる間は前方に確かに道として見えていますが、道を横切るときには道があるとは気がつかないため、このようなことが起こります。
 
  正しい一つの山道だけを覚え行き来するのは、楽ですし効率もいい。でも、わずかに道を逸れただけで全く自分の立ち位置がわからなくなります。一方、迷いながら会得した道は、たとえ少々道を踏み外しても、自分がどの程度道を外しているのか、どのあたりにいるのか概ね想像がつくようになります。迷っている間、ある程度あちこち歩き回ることになりますし、その間周囲の風景にもとても敏感になり、多くの風景が強い印象とともにインプットされます。再度訪れたときには、なんとなく「前にも通ったような・・」という土地勘みたいなものが形成されています。そして、自分の頭の中にある地図が「線」ではなくて「面」であると思えるようになります。
  知識の「深さ」とか「厚み」と良くいいますが、数多く迷ったり悩んだりするほど、こういう「深さ」とか「厚さ」が増してくるのではないでしょうか。だから、私は迷うことが大好きです。山歩き、ドライブ、海外旅行も、仕事や人生ですら、危険のない程度に「迷う」ことを楽しんでいます。

  ところで、最近GPSロガーを購入して使い始めました。少々不満はあるものの、なかなか便利です。山道を迷っても安心ですし、迷うことがますます楽しくなります。仕事や人生にも使えるGPSロガーがあったらいいのに。


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ビジネス書の気に入ったフレーズをデスクトップに貼り付けて自己啓発に努めています。その内容をこのブログにてアップします。

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