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わかりあえないことから 4/4

  通常リーダーシップとは、人を説得できる、
人々を力強く引っ張っていく能力を指す。
しかしこれからの時代に必要なもう一つのリーダーシップは、
弱者のコンテクストを理解する能力だろう。

   この前の記事で書いたとおり、「コンテクスト(文脈)」という概念、「スキーマ」とともに私が「わかったつもり」で知ってからずっと気にかかっているものです。この本の著者もこれをとても大切に考えていることがよくわかります。
  あるホスピスでのお話。末期がんの患者の奥さんが、「この薬、効かないよ」と看護士さんにくってかかる。看護士さんは、丁寧に薬の効能を説明するが、毎日同じ質問を繰り返す。ある日、奥さんの同じ質問に対し、ベテランの主治医が「奥さん、つらいねえ」と声をかけた。奥さんは二度と質問をしなくなった。
  本の中にこんなエピソードの紹介があるのですが、患者の奥さんはどんなコンテキストで問いを発していたか、看護士さんと主治医さんは、そのコンテキストをどう把握したか、それぞれの心中を察すると読むだけで涙が出そうです。
  こうした、いろいろな人のコンテキスト、特に弱者のコンテキストを理解できる、上記事例の中のベテラン主治医さんのような、そんなリーダーシップがあっていいんじゃないか、と著者は提言しています。たしかに、こんなリーダーがいたら忠誠を誓おうという気がすると思いますね。著者は、引っ張っていくリーダーシップはどちらかというとネガティブに捉えているようですが、両方とも使いこなせるリーダーがいたなら、きっと理想的なんでしょう。とても稀有なことかもしれませんが。

 

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