課題解決の方法
課題解決の方法 |
ここでは、課題解決の方法として2つ挙げられています。すなわち、ギャップアプローチとディスカバーアプローチ(プラス思考アプローチ)。本の中ではプラス思考アプローチと言う言葉を全面に出してますが、私にとってはディスカバーアプローチと言う言葉がしっくり来ます。 ギャップアプローチとは、ごく一般的に行われる課題解決方法、すなわち、あるべき姿を設定して、そこから現状の姿を見下ろす。そしてその差から課題を設定すると言うやり方です。論理的なので多くのケースで用いられる方法です。一方、ディスカバーアプローチと言うのは、メンバーが「ありたい姿」をみずから設定して、そこに向かって課題設定しようとする方法です。「みんなであの山に登ろう!」というやりかたなので、ディスカバーアプローチですね。 一見、それほどの違いはないように見えますが、メンタルな部分は大きく違いそうです。「組織を脅かすあやしい常識 4/7」に書いた、「議論は結論を導く。しかし、感情は行動を引き起こす。」の精神が活きてきます。ギャップアプローチは当事者意識がない人も参加し意見を言うことができますが、「ディスカバーアプローチ」では当事者意識がない人はお呼びでないアプローチです。すばらしい議論ができそうな気がしますね。 |
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