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偶然の科学 5/5

   システムの一部に不具合が起こったら、
問題が解決されるまでシステム全体を停止する。
そうなると組織は問題に迅速かつ積極的に取り組まざるを得ない。

  - ブライトスポット&ブートストラップ -

  著者は、新自由主義に好意的ですね。二酸化炭素の排出量削減のための「キャップ&トレード」は「神の見えざる手」を働かせつつ「共有地の悲劇」を避ける良い手だとしています。すべての問題に対してキャップ&トレードのような網をかぶせることができればいいのですが、いろいろな課題に適用するのはなかなかむつかしいのではないでしょうか。だいたい、どんな手段を取ってでも優位にたとうと考える人間が一定割合いる社会において、うまく機能する「神の手」を設計できるほど人類は優れているのか?私はそれほど楽観的にはなれません。

  閑話休題、「答えは現場にある」とか、「現場現物主義」という考え方は広く受け入れられています。先の記事の「創発的戦略」もその一つでしょうね。「大本営」のような中央集権的組織の中で戦略を作るのではなく、現場に近いところで自発的に問題解決を図らざるを得ないように促す、ある意味地方分権的な対応です。
  これだけ社会や組織が複雑化してくると、地方分権的あるいは分散処理的対応をして行かざるを得なくなる。未来社会ではますます現場で自動的に解決に向かうようにしむける、という傾向が強くなるような気がします。
  未来社会をうまく機能するようにするためには、やはり、「しくみ」あるいは「しかけ」に目を向けざるを得ません。どんなに新自由主義に反対でも、「キャップ&トレード」の効果に否定的でも、国家は中央集権的な直接的なコントロールを減らし、地方分権が勝手にうまく機能するよう、「しくみ」作りにもっと目をむけていかざるを得ないのではないか、そんなふうに思っています。
   

 

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